うちはレストランだから動物は飼えない。
緑の家だってきっとダメだろう。

何よりも あんなに弱っている小さな生き物なんて 傍で見たことが無くて怖かった。



病院で最後に見たおかぁさん。
幼すぎてあまり残っていない母の記憶。
何の手助けも出来ずに この世を去っていった魂にそれが重なる。 そんなもの、もう味わいたくなかった。


歯をくいしばった緑・・・ゾロが 小さな黒猫を抱きかかえて家へ連れてゆく。
辛いのは猫なのに お前が痛そうな顔するなよ。

「まゆげ・・・ダメかもしれない。」
いつもの気の強そうな表情が消えて 緑が真剣に猫の心配をしている事がわかる。
途方にくれている、緑の手から座布団ごと猫を受け取ると サンジは暖めたミルクを浸したティッシュを 猫の口元に持っていった。
ゆっくりと口の端から時間を掛けて流し込む。
小さな猫は 驚くほど軽かった。

動物と触れ合う機会など今までなかったからちょっと怖かった。
…最初は恐る恐る触れた。
小さな小さな、ほんのりとした暖かさだった。
…確かに今ここにある命が膝の上で小さく震えていた。

自分が味わったようなあんな思いは、コイツにはさせたくない。
サンジは猫を覗き込むゾロの横顔を見た。
命の消える瞬間に居合わせてたまるものか…。

小さな体に力が戻るようにと祈りながら 小さな毛皮をなで続けた。



    *****

緑は今日も笑っている。

猫が来てから 放課後俺が緑の家に行く事が多くなった。
そこに行けば、猫が背中をしならせながらすり寄ってくる。
ハーフパンツから出た素足にすり寄られると 可愛らしくてたまらない。
こんなに無防備で頼りない、しかし愛しい生き物を初めて知った。
顔にひっかき傷を作る緑とじゃれる猫は、見ているだけて楽しかった。


    *****

小さな猫が来てから約二ヶ月が経った頃だろうか・・。
緑のかぁさんが、
「猫の貰い手が決まったわよ!」
と、珍しく早く帰って来て言った。
小さな猫は ほんの一回り大きくなった身体を丸めて 日向ぼっこしていた。





ふぅ・・・ここ最近何だか身体の調子が悪いっス。
陽気のせいかな・・別に熱があるとかじゃないんだけどねウインク
今日は午前中 子供と家具屋めぐりをして、
午後はご近所の旦那さんに 「行きつけの整骨院を教えて」と言われたんで、
じゃ、ついでに、と。私もマッサージとストレッチしに行ってきました。
電気かけて 超音波かけて リンパマッサージして ストレッチ、ついでにシップして(笑)
すこーしすっきり。   
   すっきり代。  半年振りだったので再診料込みで¥1400でした。