2005年05月

WJ

tmp2005053120123902883.png  「こんばんは」のコマ?!
ガキっぽい表情で可愛かったっすvv サンちゃん!( 真似っこしてみたけど私が描くサンちゃんは、ホント、のほほ~んとしたガキだわ。汗)

ひゃ~ん。先週のWJは 身悶えしちゃったけど、今週は、またサンちゃん活躍してて嬉しい!! フランキーもいい味出してるし(笑)


先の先が心配だけど (又倒れて休養期間なんてならないといいな) 暫くは活躍しそうだし目が放せない!!

bird

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 天気のいい日には船尾に立つ。

 残り物の出ない船の、それでもおこぼれに預かろうと寄って来る鳥達に 少しだけの分け前を振舞う。 船に余裕のある時に限られるが、サンジは船尾で鳥と戯れる。
 付かず離れず併走する鳥達は 時に舞い飛び、時に舞い降り、肩口を掠める様に飛ぶ。
 自由に青い空を飛ぶ鳥達は、時折マストで羽を休め 見張り台に立つ者を和ませ、数日を共に併走すると やがて目的の地を目指して飛んで行く。
 あの小さな体のどこに そんな力が隠されているのかと思う程 遠い島を目指して飛行を続ける為に。
 あの鳥は自分が何処に向かっているのか判っているのだろうか。
 判らなくとも遺伝子に組み込まれた記憶を頼りに飛ぶのだろうか?
 ただ本能のままに飛ぶのだろうか ? 
 鳥達が別れを告げる頃 船尾で 過ぎた航路が波間に消えるのをタバコを吸いながら見た。




 体の中に埋もれた記憶を辿る。
  時折、軌跡を描いて水面を滑る あの頃の航海に思いを馳せる。
 
 海に向かって切り立った高台から 青い海を見る時、海の真ん中に居るような錯覚に陥る事がある。
 あの愛しい船を降りてから 揺れない大地に根を張るつもりで生きてきた。
 なのに 気を緩めると思い出すのは、あの 波に軋み 風に揺れる船の事。
 パン屑に飛びつき すぐ側を舞い飛ぶ鳥に ここがあの頃となんら変らないと錯覚させられる。 ここはあの船の上ではないのに。

 鳥達が立ち寄るこの島に 立ち止まってしまった俺が居る。

 次の島へと飛び去る鳥達を見送って 胸ポケットに手をやる自分に思わず苦笑がもれる。
 長年の癖とは いつまで経っても抜けないものだ。
 あれからタバコは止めたというのに。
 あの愛しい船を 降りてから俺はタバコに手を出していない。
 ・・あの船の匂いがする物は 置いてきた。
 もって出たのは 料理人の命でもある包丁と最小限の荷物。
 それは愛しい船に乗る男の事を思い出すのが怖かったから。
 あいつと俺の間には 仲間という以外 何も無かった。
 ただ同じ船に乗り合わせた仲間。 それだけだった。
 それなのに少し色あせた記憶の中で あいつの顔もおぼろげになりつつあるというのに 俺は未だに忘れられないのだ。 あの頃の感情を。
 持て余してしまって どうしようもなくなってしまった感情。
 消化してしまわなくてはならない感情。 捨てなくてはならない感情。
 時間の経った今でもそこだけは 時が止まったように鮮明なままで。
 早く日常に埋もれてしまえばいいと思うのに 感情は色あせる事無く尚色鮮やかで・・。
 
 もう会う事も無いであろうあいつへの感情とも 今ならもう少し上手く付き合っていけそうな気がする。

 
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おふろ

「何だ混浴じゃねぇのか・・。」 そう肩を落として見せたコックは今、チョッパーの背中を流している。 

 体を洗いながら船長に 「俺は、温泉我慢大会で五年連続優勝した経歴があるんだぞ!」  と 聞かなくても経歴詐称だとわかるウソを付いているウソップの背中が、見慣れたもののように感じるのは 普段着ている服の所為か?
 素肌に着たオーバーオールから 覗く背中は案外よく目に入る。 サイズを整えていないのか 肩から滑る様を何度か目撃した事がある。 その度に 「肩紐直せよ」 と言っていたんだが、「ゾロが腹巻止めたら俺様も考える」 など言いやがるから言うのは止めた。
 ウソップの背中は船長と同じくらいだ。
 大きな傷跡は無いものの 小さな生傷が数個見受けられる。 あれは 船長とのどたばたと コックに蹴られて出来た傷だろう。 船長が、伸ばした手でウソップのその背中を 洗うと 途端に悲鳴が上がる。 文句を言いながらも 顔は笑っているところを見ると 別に怒っている訳ではない様だ。

 こちら側から見えるコックの背中は 隣に並ぶ船長と同じ位に華奢だ。
 身長は違うし生きてきた年月も違う。 なのにその背中は未完成な少年のように若干細身だ。 いや、身長に取られている分だけ 余計にそう見えるのかもしれない。 先程間近で見たコックの背中は俺より細いものの 程よく筋肉に覆われていた。 近付いて触れてみれば細いながらもきっと 逞しい雄としての体を感じさせるに違いない。

 コックに体を洗ってもらっているチョッパーは 気持ちいいのかうっとりと目を閉じた横顔だ
 全身毛むくじゃらなチョッパーは、顔以外全身泡まみれになっている。
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 露天風呂に入りながら洗い場を見ると背中が並んでいた。
 その中でも色の白いのはコックだ。 濃く色付く背中とは違って、その間に挟まれている 年長者であるコックだ。 ほんのりと赤く染まった背中には 一際色濃い場所がある。
 それは 仲間を助ける為に付いた傷。 聞いた話では仲間の危機の為に 躊躇う事など無く 飛び込んで行ったらしい。

 傷一つ無い(であろう)俺の背中。
 そして又、自分の信念で飛び込んだ結果のコックの背中。
 なんと遠く離れた信念を持つ2人なのだと思った。
 それでも俺にとって戦闘時に背中を合わせるのがしっくりと来る相手でもある。

 いけ好かない相手ではあるが その背中がもう傷つかないといいと思う。



 昨晩は、PCの後ろに旦那が居たので更新できませんでした。
 今晩は、・・異常に眠いです。さっきも画面を見たまま寝てました。
 はぁ~眠い。頭が回らない。 おやすみなさい。
 明日は子供の運動会 これ以上日焼けしないようにせねば 

ふふふん

今日は 旦那が休み。午前に用事を済ませて、午後からお風呂屋さん温泉へ。
広い割には お風呂の種類が少なくてちょっとがっかり・・。
それにしても、お風呂屋さん・・スーパー戦闘、じゃなくてスーパー銭湯の会員証が6枚ほどある。 結構お風呂好きの我が家は かなりな割でそういう施設を利用するんだけど、考えると 風呂屋関係に一体いくら使ったのか・・・。あ、やっぱ 考えるのやめよ・・なんだか虚しくなりそう。

5sai sanji

「サンジくんはじめまして。 私達今日隣に越してきたの、この子はゾロって言うのよ、仲良くしてやってくれる? よろしくね。 一緒に遊んでくれると嬉しいんだけど?」
 母親の後ろからひょっこり顔を出したのは 緑色した頭の子供。
顔を出した後、俺を見てぽかんと口を開けていたその子供は、「ほら挨拶なさい。」 と緑の頭を 母親に押され頭を下げながらも 眼だけは離さない。 鳶色の瞳が上目遣いでこちらを見ていた。

 大人達がそれぞれの家に入った後に残ったのは 2人の子供だった。
  ゾロと紹介された俺より大きい男の子は 暫く黙って俺の頭から足元までを見ていたかと思うと おもむろに言った。 「おまえガイジンだな。」 そう言って上から俺の頭に手を伸ばしてきたから・・・ 「なにすんだよ、さわるな!」 思わず伸びてきた手を払ってしまった。
 跳ね除けられた手が痛かったのか 隣のガキは自分の掌をじっと見詰めて動かない。 《あ、いたかったかな。 おばさんになかよくしてねっていわれたばっかりなのに・・。 まずいことしちゃったかな。》 咄嗟に相手の手を取って 手を見たままの俯く顔を下から覗き込んだ。
 鳶色の瞳が大きく見開かれて俺を見る。 「ごめんな、いたかったか?」聞いた俺に ふるふると頭を横に振ると 「おまえのあたま、きんきらしておひさまみたいだ。 そんないろはじめてみた」 顔を真っ赤にしたガキは言った。 
「そうか?みどりのあたまだって おれはじめてだぞ。」 俺は手を伸ばして芝生のような髪をさわった。 俺とは違って短い髪の毛。 ゴワゴワしてそうだったのに意外にも柔らかかった。tmp2005052420165300233.png 何故か大人しくしているガキはさっきよりも赤くなって言った。
「おんなのこが おれなんていうのはおかしいぞ」 《?・・おんなのこ?》
 気が付くと 隣のガキが地面に尻餅を付いていた。 女の子と聞いて俺が突き飛ばしたのだ。 「おれはおとこだ!」 ベーと思い切り舌を出して玄関に向かう。 《あんなやつほうっとこう、かかわらないほうがいい、そうにきまってる。 それにしても よくくちとかめをあけっぱなしにするやつだ、へんなやつ。 かみのけみどりだし》 玄関に靴を脱ぎ捨てるとキッチンに走る。 今日のおやつは かぼちゃのプリン 《おいしいんだあれ。 あれたべたら あいつまたくちあけっぱなしになるのかな?》 放っとこうと決めたはずなのに あいつの顔を思い出す。 
 《しょうがない。こんどもってってやるか》 俺は甘いプリンを口に含みながらそう思っていた。
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